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Dr紹介

院長紹介
三輪佳行
 
平成16年5月、岐阜長良の地にMIWA内科胃腸科CLINICを開院致しました。
長らく勤務致しました岐阜大学医学部附属病院を退職し、
私がクリニックを開院させていただいたのは、
人々が元気で長生きであるためには、
医療の関わりかたやライフスタイルにちょっとしたコツが必要で、
そのコツを御提供する場を創出したかったからです。
具体的には大腸・肝臓の専門医としての経験を生かし、
エビデンスに基づく診断・治療を実践するとともに、
専門外についてはネットワークを生かし迅速に専門医をご紹介致します。
さらに最新の医療情報を提供、
予防医学の観点から患者様と御家族の健康をお守り致します。
―「治療、そして予防へ」
当院は皆様のよりよき生活の質を目指し、活動してゆきたいと考えております。
昭和63年 岐阜大学医学部卒業
昭和63年~平成2年 国立名古屋病院ローテート研修医
この間、内科(消化器内科、循環器内科、神経内科、呼吸器内科、内分泌内科、血液科)、
外科、救命救急センター、眼科、皮膚科、麻酔科にて研修
平成02年~03年 国立名古屋病院消化器科レジデント
平成03年~08年 岐阜大学第一内科大学院
平成05年~08年 英国キングスカレッジホスピタル肝臓研究所にて研究
平成08年 医学博士号取得
平成08年~09年 岐阜大学第一内科医員
平成10年~12年 椙山人間栄養学研究センター主任研究員、
椙山女学園大学生活科学部助教授
平成12年~14年 岐阜大学第一内科医員
平成14年 岐阜大学医学部臓器病態学講座消化器病態学助手
平成15年 岐阜大学医学部附属病院生体支援センター助手
平成16年 岐阜大学医学部臓器病態学講座
消化器病態学講師(併任)
日本消化器病学会専門医・評議員
日本肝臓病学会指導医・専門医・評議員
日本消化器内視鏡学会専門医
日本内科学会認定医
日本機能性医用食品学会評議員
日本抗加齢医学会専門医
日本内科学会
日本消化器病学会
日本肝臓病学会
日本消化器内視鏡学会
日本糖尿病学会
日本静脈経腸栄養学会
日本健康・栄養システム学会
日本臨床栄養学会
日本臨床内科医会
日本機能性医用食品学会
日本抗加齢医学会
日本栄養アセスメント研究会
アメリカ肝臓学会
ヨーロッパ肝臓学会
  • 肝疾患患者における糖・アミノ酸代謝
  • 高齢者における筋肉低下、特に分岐鎖アミノ酸との関連
  • 肥満症の病態・治療
  • 栄養部門銀賞
     (World Congress of Gastroenterology ,1998, Vienna, Austria
  • Hepatology Research賞(日本肝臓学会, 2001年, 横浜)
1、三輪佳行ら.
間接カロリーメトリーを用いた糖尿病合併肝硬変患者における
至適エネルギー量算定の試み.
JJPEN 10:35,1993
2、Miwa Y, et al.
Effects of branched-chain amino acid infusion on protein metabolism
in rats with acute hepatic failure. Hepatology 22:291,1995
3、Miwa Y, et al.
Effect of ELAD liver support on plasma HGF and
TGF-β1 in acute liver failure.
Int J Artif Organs 19:240,1996
4、Miwa Y, et al.
Plasma levels and hepatic mRNA expression of transforming growth factor-β1 in patients with fulminant hepatic failure.
J Hepatol 27:780,1997
5、Miwa Y, et al.
Improvement of fuel metabolism by nocturnal energy supplementation
in patients with liver cirrhosis.
Hepatology Research 18: 184, 2000
6、Fukushima H, Miwa Y, et al.
Nocturnal branched-chain amino acid supplementation improves protein metabolism in patients with liver cirrhosis: comparison with daytime supplementation.
JPEN 27: 315, 2003
7、厚生労働科学研究費補助金 肝炎等克服緊急対策研究事業(肝炎分野)
平成14年度総括研究報告書「末期肝硬変に対する治療に関する研究」
肝硬変における就寝前分岐鎖アミノ酸投与の効果
森脇久隆、三輪佳行、福島秀樹
1) 「病態栄養ガイドブック」日本病態栄養学会編/
  メディカルレビュー社/2003
2) 「管理栄養士講座 臨床栄養学I」鈴木 博、中村丁次編/
  建帛社/2003
3) 「今日の病態栄養療法」 渡辺明治、福井富穂編/南光堂/2003
4) 「ビジュアル臨床栄養実践マニュアル」 細谷憲政監修/小学館/2003
5) 「日本人の身体計測基準値JARD2001」メディカルレビュー社/2002
1) スーパーJチャンネル : メーテレランキング「ダイエット」
  名古屋テレビ/2003年7月14日
2) テレビ博物館 : それってホント!?「元気のもとはアミノ酸」
  東海テレビ/2003年8月3日
3) FM watch (FMわっち)検診シリーズ(4週)
  シティエフエムぎふ(FMWATCH)/2005年2月放送
1) precio 2012年1月号



居心地のいい空間
岐阜県岐阜市のMIWA内科胃腸科CLINICを訪れた。青を基調にしたモダンな建物が印象的で、院内に足を踏み入れても青のソファ、青のテレビ、青のパーティションなど、挿し色として青が使われていることに気付く。奥から出てきた院長の三輪佳行さんも青の白(?)衣だ。
 「単に青色が好きなんですよ。それと青色には鎮静効果があるので、患者さんにとってもいいと思いましてね」というのが院内に青を取り入れた理由だ。青といっても冷たさはない。広いガラスエリア、無垢の床、吹き抜け・・・。BGMの効果もあって、むしろ居心地がいい空間だ。
 三輪さんの専門は消化器内科で、内視鏡検査を主軸に、大腸ポリープや早期がんの切除術などを行っている。かつて全科ローテート研修時代、内視鏡による検査や手術に強く興味を惹かれ、この道に進むことを決意。その後、技術を磨き、研究を重ね、7年前に開業した。「内視鏡は辛い、苦しい」と思っている患者さんもリラックスできるようにと戦術の雰囲気にしたわけだが、青色以外にも、三輪さんの好みがさり気なく盛り込まれている。
 たとえばスピーカー。天井に組み込まれ、ロゴも付いてないので、分かりづらいが、バング・アンド・オルフセン(B&O)製。「診察中もBGMを流していますが、仕事が終わったら、音量を少し上げて、ここで好きな音楽を聞くんです。ストレス解消になって、僕にとっては大切な時間。自宅よりも落ち着きますよ(笑)」。ちなみに聴診器もB&Oだ。
 
よろづ相談所
 MIWA内科胃腸科CLINICは、名古屋市にもある。亡き父から引き継いだ診療所だ。そこは商店街の一角。老朽化に伴い昨年、リニューアルしたが、看板など当時の面影は遺した。地元の人にとって慣れ親しんだ雰囲気を壊したくなかったから。また、そこは三輪さんにとって意思を志すきっかけになった場所でもあるからだ。
 「親父は診療以外でも患者さんの話をよく聞く人でした。すぐ近くが商店街ということもあって、地域交流が盛んで、孫ができたという話を聞けば一緒に喜び、仕事が忙しくて大変と聞けば労う。まるでよろづ相談所。賑やかな診療所でしたね」
 幼いころ、三輪さんはその雰囲気がとても好きだった。父に憧れ、医師を志すようになった。地域交流や親睦を大切にしたいという思いは、待合室のテーブルとイスがカフェのように対面配置になっている事からも伺える。もちろん医療施設も充実している。患者の利便性を考え、大病院まで行く負担を軽減しようと高性能ヘリカルCTを導入した。また、抗加齢医学の専門医として予防医学にも積極的に取り組む。
 「元気で長生きの体づくり、これがうちのコンセプト。人が健康で長生きするためには、医療とのかかわり方やライフスタイルの中でちょっとしたコツが必要なんです。そのコツを提案していきたい。手探りの部分もありますが、不満や不安を持ったまま帰らせてしまうのではなく、『ここに来てよかった』と満足して帰っていただけるようにしていきたいですね」
 そんな三輪さんを占星術でみると三碧木星。「占いは信じませんよ」というが、三碧木星のラッキーカラーは青である。
文/岡本幸子